歴史を切らない
私たちが活用を目指して 手を入れている古い建物は 文化財と呼ぶには新しすぎる。 庶民のくらしのためのものだから 決して立派なものだとも言えません。 コンクリートの建物に建て替えられていく流れに 取り残されたごく普通の住宅です。 ただ建物や場所との出会いも一期一会 これだと思うと、なんとか生かしてやりたいと思ってしまう。 島根の職人の技をこの家に吹き込んでみたい 次の世代に伝えたいのは 年月を経た素材であり、技である この建物の中にかつてあった暮らし これからつくるくらしは どんなものになるだろう
2011年6月29日
床材が届きました。
箱を開けて、
壁に当ててみます。
大工さんがご相談。
並べてみることになり、
お二人で、
並べてみて、様子を見ます。
方針が決まりました。
しかし、その前に、床が少し弱いようですので、補強することが決まりました。
使うのは、3ミリのベニヤ板。
ベニアを細かく切って、
用意します。
床板を剥いで、
弱いところに、
下貼りをしていきます。
音がしていた部分が、解決しました。
範囲を広げることになりました。
先ほどの、ぺニアを隙間に入れていきます。
床板をして終了。そして、この上に、クロス板を敷いていきます。
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