りげんどうの日々

6月2011

床の下地

2011年6月5日

屋根まで終えた改修工事も、次は、床の改修からスタート。

建物の南北高低差が大きいため、高さ調節が必要です。

ノミを砥石で砥ぎながら使います。

古い床を取り払った床下。

普段あまり

見ることのない所です。

根太かけを打ち込み、

根太と大引きを打ち込んでいきます。

材料が割れないよう、釘の先を叩いて丸めて打ちます。

ああ

床の下張りをしていきます。

下地が、

入っていきます。

古い柱に刺さっていた部分は錆びています。

天井の下地も同時に。地方によって、ノブチの仕上がりが違うそうです。

まだガラクタがわんさか残っているのですが、

壁を剥いだら、素敵なドアが出てきました。

 

屋根ができていますので、雨の心配なく作業ができます。

天候など踏まえて、改修工事の段取りがなされています。

大工さんのワザ と 道具 Ⅰ

2011年6月4日

大工さんは島根県からお越しですので、泊まりながら自炊をされています。

机がなかったので、あるもので作られました。

まな板は手作りです。

壁を剥ぐのに使われていた、バールと、のこぎり。

インパクト。

電動で、充電式です。

他にも、釘を打つのに、こちらを使って。

中には、釘が籠められています。

屋根にかけた防水シートを留めるのは、

タッカーという、

巨大なホッチキスのようなもの。

ごみをかき集めるのに使われてた鋤廉(じょれん)。

建物が水平なのかを

赤い光のラインで計測します。

ヘルメット用の鉛筆ホルダー。

すみ壺

センチメートルと思えば、

裏返すと、寸表示。

 

まだまだ、普段見慣れない道具が登場しそうです。

これまでの改修工事 ビフォーアフター

2011年6月3日

今回は、どちらかというと、マイナスをゼロにすることが仕事、と職人さん。

ベランダを撤去したら、

顔つきがスッキリしました。

物が散乱していて、存在が分かり辛かったテーブル。

書きもの、打ち合わせ用に残され、大活躍。

足の踏み場もなかった和室は、

畳もなくなり、次への用意万端です。

壁を挟んで向かって左

壁を挟んで向かって右、の間にあったのは

階段です。

壁がなくなりました。

裏口へ続く部屋は、

筒抜けになりました。

カウンターは、

撤去されました。

お風呂場は、

なくなり、

天井も、

古木を使ってきれいになりました。

ボロボロになっていたトタン屋根は、

これらは、

職人さんによって、

撤去され、

新しく。

階段室もできました。

きれいにトタンが入りました。

すっと鼻筋が通ったお顔立ち。

途方に暮れるほど、ゴミが散乱していたとは思えない。
職人の皆さまのお仕事でした。