大工
天井などのボード貼り
2011年7月4日
ボード貼りが始まりました。
まずは採寸。
電気の配線のあるところは、板を打っておきます。
古い建物で、部屋が長方形でないので、
少し内側にボードを貼り、残った所は後で微調整します。
突っ張り棒をお供に
ボードを当てて採寸して、その後、
切って、
天井へ。このボード、かなり重いです!
電気の配線があるところは、予め穴を開けて通します。
そして、突っ張り棒を合わせて、
釘を打ちます。
天井に、薄いラインが見えます。
ラインは天井の下地があるところ。釘を打つ目印です。
こちらの部屋は終了です。
次は、隣の部屋の天井です。
垂木と垂木の間にボードを入れます。
傷をつけないよう、添え木をして打ちこみます。
サイズを合わせるために、
切って微調整。
それぞれのサイズが違うので、毎回採寸します。
材木の置き場所にしてあったので、
動かしながら、
作業をします。
隙間も埋まって仕上がりました。
階段との間の部分へ。
萬代さんは、壁の下地をされています。
建物が古いので、一つ一つ計測します。
下地をしたら、
ボードを貼ります。
階段の踊り場下、
2階のボードを貼り終えたら、
次は、2階に幅木をつけます。
使う材料を、
一階から2階へ。
その後は、天井と壁の間にアイダブチ付けます。
トイレボード貼りも終わりました。
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大工さんのワザ ”つぶし釘”
2011年7月1日
釘を使った大工さんのワザを一つ。
荊尾さんのお手元です。
かなづちを台にして、
他のかなづちで、釘の皿を潰して、
平たくします。
かなづちで打つうちに、皿が飛んで釘が目立たなくなります。
さらに打ちつけて、
つまめるくらいになったら、
釘の平たくなった皿をつまんで縦方向にします。
さらに打って、
釘が目立たなくなりました。
この建物がたったころ、使われていた工法らしいです。
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2階の床張り その2
2011年6月30日
2階の床が敷かれていきます。
しかし、この建物。古い建物で、床がきれいな長方形でないので、壁と床が当たるところは、
柱を削るなど、調整しながら敷いていきます。
床のクロスと同じ幅の木をあてて、
釘で固定して、
のこぎりを当てて切ると、
釘を発見します。
釘を抜き取って、
ノミで削り取り、
きれいに、
そうじをして
計測して、
その大きさにクロスを削り、
入れてみます。
大きさが合いましたので、ボンドを塗って、
目立たない所に釘を打ちます。
この作業を繰り返します。
いたるところに、柱がありますので、
柱を削って、計測して、クロスを切って
切った面をかんなで削っての繰り返し。
随分埋まってきました。
少しだけですが、柱がひっかかりますので、
のこぎりで削って、
かんなで削って、面を滑らかにして
かなづちでたたいて入れてみます。
2階に敷き詰められたクロス。
このあと、色が塗られます。
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