りげんどうの日々

嬉しい出来事

2020年11月4日

木枯らし一号の吹いた朝。東京は雲一つない晴天に恵まれました。からりと乾いた空気のなかに、ひんやりと冬の気配がしています。

今日は嬉しい出来事がありました。数年前から通っていただいているお客様が、これまでのりげんどうのお食事の記録をアルバムにまとめて見せてくださったのです。

小鉢のひとつひとつまで丁寧に撮って下さって、「これが美味しかったのよ」と当時の思い出もあわせて教えていただきました。アルバムのなかには、召し上がった後のお膳の写真まで。「ここでつかっている器が好きでね」というお言葉から、りげんどうでの時間・空間・しつらい、そのすべてに愛着をもっていただいていることを感じ、ありがたいことだなあと胸が温かくなりました。そして、これからも、りげんどうでのひと時をたのしんでいただけるよう、努力していかなければなあと感じた瞬間でもありました。

日ごとに寒さがます11月。今月のお食事には、具だくさんの豚汁をご用意いたしました。箱寿司御膳も、今月からは温かい「蒸し寿司」に。ほかほかと湯気の立つお食事で、皆さまに元気とくつろぎのひと時をお届け出来ますように。

おとうふ屋「らるご」さんご来店

2020年10月28日

今年の秋はカラッと晴れの日が少ないなと思っていましたが、
先週の気持ちの良い秋晴れの日に、
西荻窪にある手づくりのおとうふ屋「らるご」さんの皆様がお食事にいらしてくださいました。
Re:gendoのおとうふは、らるごさんのものを仕入れており、
いつも美味しいおとうふを届けてくださっています。
10月のメニューではお味噌汁の具として入れており、
今までにも、オリーブオイルやとろろ昆布と合わせたり、
白和えにしたり、Re:gendoのお食事にとって大切な食材のひとつです。

毎年恒例になりつつある、らるごさんのお食事会。
らるごさんも、コロナの影響によりイベントはしばらく中止されていたそうで、
久々のお食事会を楽しみにしてくださっていたとのことでした。
皆様もくもくと味わってキレイに完食してくださり、こちらもほっと致しました。
生産者の皆様とお会いすると、気持ちが引き締まります。

いつも美味しいおとうふをありがとうございます。
またのご来店をお待ちしております。

【とうふとおやつ「らるご」】
青梅街道沿い桃井4丁目バス停すぐ
Re:gendoから徒歩で20~30分ほどです。
少し歩きますが、途中にも面白いお店がございますので、ぜひどうぞ~^^

主菜が新しくなりました

2020年10月16日

曇りがちの日が続き、太陽の恋しい東京。
今日は久々に、昼間から陽が差してきました。
りげんどうの2階へも、さぁっと陽が差し込みます。

光と影が美しく映える、気持ちの良い時間帯です。

昨日、お食事に来られたお客様を店内が満席だったため2階へご案内した時のこと。お待たせして申し訳ありません、とお茶をお出しすると

「とても気持ちの良い時間を過ごせました」

待つ時間をゆたかに過ごされた、とても素敵なお返事をいただきました。晴れの日も、雨の日も、りげんどうには古民家ならではの景色があります。どんな日にも、来られる方にとって心地の良い時間が流れますように。

さて、本日より旬彩ごはん御膳の主菜が新しくなりました。

~ 岩中豚ロースの酒粕味噌漬け焼き ~

今回使用した酒粕は、島根県老舗の酒蔵・李白酒造のもの。酒粕をつかうことでお肉が柔らかく、お米の自然な甘みがついた仕上がりに。ぽかぽかと身体が温まるのも、これからの季節に嬉しいポイントですね。味噌漬けならではのきゅっと締まった食感は、まるで厚切りのハムステーキを食べているかのようでした。甘じょっぱい味付けに、ごはんがすすむ、すすむ!大盛りの炊きたてごはんもぺろり、です。お客様からもさっそく

「柔らかくておいしい!」

と喜びのお声をいただきました。食欲の秋。お散歩がてら、ぜひお立ち寄りくださいませ。