歴史を切らない
私たちが活用を目指して 手を入れている古い建物は 文化財と呼ぶには新しすぎる。 庶民のくらしのためのものだから 決して立派なものだとも言えません。 コンクリートの建物に建て替えられていく流れに 取り残されたごく普通の住宅です。 ただ建物や場所との出会いも一期一会 これだと思うと、なんとか生かしてやりたいと思ってしまう。 島根の職人の技をこの家に吹き込んでみたい 次の世代に伝えたいのは 年月を経た素材であり、技である この建物の中にかつてあった暮らし これからつくるくらしは どんなものになるだろう
2011年6月25日
飾窓や、建具が続々と到着しています。 早速、飾窓の取り付け作業が始まりました。
こちらの取りつけを
担当されているのは、
島根からお越しの、萬代修二さん。56歳。
防水シートを貼り終えたら、
屋根の取り付け作業です。
トタン板を貼ります。
この飾窓。もとは、鏡だったものだそうです。
飾り窓が建物の一部になりました。
離れてみました。
他にも、届いた建具。 アンティークガラスを使ってあり、殆どのものは、誂えられたものです。
建物に合わせて、足してあります。
戸袋作成のために、建具を合わせてみます。
建物の表情が、建具が入るたびに変わっていきます。
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