りげんどうの日々

もったいない

2016年3月28日

東京はちらほら桜が咲き始めましたね。

からあげや卵焼き、おむすびを桜の下でほおばりながら、お花見なんかいいですね~

 

りげんどうでは、おむすびの御飯を土鍋で毎日炊いています。その時に必ずおこげが出来ます。土鍋ならではですね。

 

日によってぺろんと一枚綺麗にとれたり、なかなかとれなかったりとまちまちです。

綺麗にとれた日は今日は一日、うまくいきそうだな…と一人でほくそえんでいたりして(笑)

先日とれたおこげです。

なんと!顔が隠れてしまうほどの大きさ!!
今日はいいことありそう!?

これを、日向で干し、油でからりと揚げ、お塩かお醤油を熱いうちにかけて頂きます。
手作りおかきの出来上がり~
たまに、お客様にも召し上がっていただいているのですが、なかなか好評なんですよ。

お出汁をとった後の、だしがら昆布も捨てずに、時間があるときにせっせと切り、甘辛くことこと煮て、ちょこっとおむすびの添えにおだししています。

他、蕪のはっぱのふりかけやら、鰹節のふりかけやら…捨てられない性分なんです…私たち。

もったいない精神たっぷりのりげんどうのお食事。なんていうとなんだかけち臭いマイナスのイメージをもたれる方もいらっしゃるかもしれません…
が、そこには、食材をすべて大切に使いきりたいというスタッフみんなの思いがあります。

主菜だけではなく、すべての小鉢に気持ちを込めて…、今日も心を込めてお作りしています。

(オオイケ)