りげんどうの日々

スタッフのつぶやき

タイコウさんの出汁取り教室 

2016年3月26日

ある日の夜、りげんどうの営業が終了したのち、いそいそと準備が始まり

続々とスタッフが集まりだしました。

この日はスタッフ向けのタイコウさんの出汁取り教室が開かれました。

自由参加でしたが、体調の優れないスタッフ以外全員集合。

美味しい物に目がない人達なのです。
飽くなき探究心!

 

乾物を扱っているタイコウさんは出汁のプロです

 

初めて知ったことも、見聞きして知っていたことも、目からうろこの事も

軽快なお話で楽しく学べました。

 

難しい事なんてひとつも無い!

けれど「ほぉ~」「へぇ~」「なるほど」の連続でした。

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まずは、水から真昆布の出汁を取ります

ここでひと口

じっくりと引き出された真昆布の旨味がじわっと広がります。

そして、鰹節をしゅっしゅと削るのですが、慣れないうちはなかなか難しい・・

コツを教えてもらいながら、だんだんと調子が上がってきました。

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真剣な後姿!

削りたてをひと口。

お、美味しい!

これで、美味しい出汁が出来ないわけがない!!
5分煮出した出汁と、15分煮出したものと飲み比べました。

自分の好みや、どの料理に使うかで用途は様々ですが、とにかく美味しくて深い

 

素材の良さ、その大事さ。

手を掛けるところは掛ける。

生産者さんのまじめで真剣な取り組み、情熱。

タイコウさんの熱い思い。

それは「出汁取り」以外にも通ずることでした。

食に携わる者として、忘れてはいけないなとしみじみ思いました。

りげんどうのワークショップとして、出汁取り教室を近々開催できたらと思います。

そのときは、またHPなどでお知らせいたします。

最後に・・

この日の出汁を使って、大池店長が美味しい炊き込みご飯とお味噌汁、おひたしを作ってくれました!

 

(イシイ)

働く背中

2016年3月10日

春もそこまで・・・と、思ったのも束の間、
また、ぶるっと寒さが戻ってきた西荻窪です。

しまったストーブが恋しい・・。

それでも、生けるお花たちや、仕入れる食材などで春を感じることが出来ます

毎月のメニュー決めも、少し先の旬を見越して、キッチンスタッフがいろいろ考えています。

お客様との接点が少ない彼女たちですが、
お台所を見渡せる窓口から、せっせと働く姿が見えます

手元は見えませんが、ぜひ注目して見て下さい!!

そして、様々なご意見、ご感想を頂けたら幸いです

イシイ

あえばさん

2016年2月2日

もうすぐ暦の上では春だというのに、毎日朝晩の冷え込みが厳しいですね。

おふとんから出るのがつらい季節ですが、お花屋さんを覗くと、もう桜やぼけなど春のお花がちらほら…

春はそこまで来ていますよ~。

先日、長年りげんどうで一緒に働いてくれましたスタッフ饗庭の送別会を行いました。

りげんどうもオープンから、本当にいろいろなメンバーが関わってきています。

みんなの共通点は「りげんどうが大好き」なこと。なかでもとりわけ、りげんどうがだ~い好きだった、あえばさん。

レジで使うボールペンがないと言っては、お家からマイボールペンを持ってきてくれたり、栓抜きが使いずらい時には

やはりお家からマイ栓抜きを持ってきてくれたり、蚊取り線香のいれものを持ってきてくれたり、…とエピソードは尽きません。

みんなが使う、キッチンにある小さな手洗い場をいつもきれいに磨いていた姿、お客様がお使いになるお醤油さしの口をいつもきれいに拭いている姿、箸箱をきれいに掃除する姿…

だれも見ていないところでそういういことをする人、それがあえばさんです。


 
群言堂のデザイナー、他郷阿部家を営む松場登美がよくいう言葉、「きれいなものと美しいもの」の違い。

表面的なものが前者で内面的なものが後者。そして、人の心をうつのはやはり後者なのでしょうか。

あえばさんが人の目も関係なくお掃除している姿は、とても美しく私の目に映りました。

これからはお客様として、りげんどうを応援してくれます。心強いです!

りげんどうのおかあさんがまた一人増えました。

最後はりげんどうメンバーでにっこり♪

りげんどうの前料理長が隠れています(笑)どこでしょう…?

そして…おまけです(笑)

うちのキッチンメンバー一番の若手の中川と鴨下、と、石田部長です。メガネトリオでいい味だしていました~

                                                   (オオイケ)