りげんどうの日々

改修工事 はじまりからおわりまで

雨戸など建具まわり

2011年7月1日

一階の戸袋がつきました。
どこかでみたことがあるデザインと思ったら、

二階の戸袋にデザインを合わせてありました。

   柱を打ちつけて

目立たない

つぶし釘を打ちつけます。

    

建具を入れてみて、

採寸して、

計算して、

水道管があって、邪魔なので切ります。

手を入れるところの形も、

2階のデザインに合わせてあります。

雨戸が入ったところ。

2階の前からある戸袋。

新しい戸袋の中

面の部分。

一階と二階のもの。将来的には色を合わせます。

右は担当された荊尾さん。

建具を閉めてみます。

一枚だけ透明のガラス。外が見えてしまいます。。けれど大丈夫。

模様。

引き手

長さを継ぎ足してあります。

外から見た感じ。

雨戸を調節して

戸袋に閉まってみたり、

出し入れしてみます。

手を奥にいれて一つ一つ出していきます。

すべて並べたところです。

このあと、色が塗られます。

大工さんのワザ ”つぶし釘”

2011年7月1日

釘を使った大工さんのワザを一つ。

荊尾さんのお手元です。

かなづちを台にして、

他のかなづちで、釘の皿を潰して、

平たくします。

かなづちで打つうちに、皿が飛んで釘が目立たなくなります。

さらに打ちつけて、

つまめるくらいになったら、

釘の平たくなった皿をつまんで縦方向にします。

さらに打って、

釘が目立たなくなりました。
この建物がたったころ、使われていた工法らしいです。

2階の床張り その2

2011年6月30日

2階の床が敷かれていきます。

しかし、この建物。古い建物で、床がきれいな長方形でないので、壁と床が当たるところは、
柱を削るなど、調整しながら敷いていきます。

床のクロスと同じ幅の木をあてて、

釘で固定して、

のこぎりを当てて切ると、

釘を発見します。

釘を抜き取って、

ノミで削り取り、

     

きれいに、

そうじをして

計測して、

その大きさにクロスを削り、

入れてみます。

大きさが合いましたので、ボンドを塗って、

目立たない所に釘を打ちます。

  

この作業を繰り返します。

いたるところに、柱がありますので、

柱を削って、計測して、クロスを切って

切った面をかんなで削っての繰り返し。

    

随分埋まってきました。

少しだけですが、柱がひっかかりますので、

のこぎりで削って、

かんなで削って、面を滑らかにして

かなづちでたたいて入れてみます。

2階に敷き詰められたクロス。

このあと、色が塗られます。