柿渋塗り
2011年7月8日
柿渋塗りが始まりました。こちらは岡本さんの奥様。
仕事の他に、大工さんの賄いを一手に引き受けて、朝、昼、晩ご飯の用意もご担当。
柿渋に
墨を混ぜたり、
べんがら粉を混ぜで、色を作ります。
色が決まりました。
塗られていたペンキを剥いだりと、用意。
2階から柿渋塗りが始まります。
建具は奥さまが担当、柱などはご主人が主に担当されています。
と思っていたら、
奥さまも柱を担当されています。
ペンキが塗ってあった柱で、
剥離剤で落ちきっていないものも多数あります。
そこで、古いペンキが残っている所に、柿渋を塗り
やすりでこすって、
柿渋を塗ると、古いペンキではじかれず馴染むそうです。
2階の柱が終わったら、
2階のトイレ、
そして、
階段
徐々に階を移して、1階へ。
一階の柱すべてを
塗り終えられて、終了。
岡本さんが帰られた後、きれいに塗られた建具が並べてありました。
そして、柿渋を残して帰っていただき、その後新たに加わった建具などに、
大工さんが柿渋を塗られます。
こちらの建具は撤去。
釘を外して、
こちらに、
新しく入る建具の大きさを調節して、
入れます。
柿渋を塗って色を合わせます。
玄関の建具です。
新しく壁を作ります。
よろい工法です。
仕上がったところで柿渋を塗って
細々したところを微調整。
玄関のトーンがそろいました。
ちなみにこちら、4月に着工した時には、
このような感じでした。
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