歴史を切らない
私たちが活用を目指して 手を入れている古い建物は 文化財と呼ぶには新しすぎる。 庶民のくらしのためのものだから 決して立派なものだとも言えません。 コンクリートの建物に建て替えられていく流れに 取り残されたごく普通の住宅です。 ただ建物や場所との出会いも一期一会 これだと思うと、なんとか生かしてやりたいと思ってしまう。 島根の職人の技をこの家に吹き込んでみたい 次の世代に伝えたいのは 年月を経た素材であり、技である この建物の中にかつてあった暮らし これからつくるくらしは どんなものになるだろう
2011年6月10日
階段ができました。早速2階へ上がってみましょう。
板を踏みしめながら上がって、
カーブして、
下を見降ろしてみたりして。
上を目指すと、踊り場があって、
2階へ。
2階から見た景色です。
階段がカーブしている裏側です。
すべては隠れてしまいますので、見られるのは今だけです。
ここに手すりが付くそうです。
どんな手すりがつくのでしょう。
近くで見てみると、こちらに何やら白い跡が残っています。
前に学校の階段だった名残です。
こちらも
たくさんの生徒に踏まれて、
経年変化もあって、いい味がでています。
手すりがついたら、また表情が変わりそうです。
カテゴリー:大工,改修工事 はじまりからおわりまで
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