りげんどうの日々

梅雨寒の頃

2020年7月10日

こんにちは。スタッフの森川です。

ここ数日、衣服がまとわりつくような蒸し暑さですね。
梅雨時期にはその水気が身体を、時には心まで重たくするように感じます。
梅雨の頃の低温を「梅雨寒」ともいいますが、
気温が顕著に下がる日にはぞくぞくと背中に寒気が走ることも。
身体の調子をととのえるのが難しい時期ですが、元気に乗り切りたいところです。

さて、7月のりげんどうでは、梅雨の身体がよろこぶお料理をご用意しております。
主菜には、疲労回復に効果のあるとされる豚肉を。
出汁でさっとゆがき、森田醤油店のさっぱりとした柚子ぽん酢をあわせました。

また小鉢には、冬瓜の煮物をつめたく冷やしてお出ししています。ウリ科の野菜には、身体の熱をとり余分な水分をのぞいてくれる作用がありますので、重だるさを感じやすいこの時期にはぴったり。皮をむいて下茹ですると、翡翠色にひかる冬瓜のうつくしいこと。

身体を冷やしすぎないよう、生姜と青紫蘇を添えておつくりしました。

旬の食材で、身体も心もすこやかにととのいますよう。
皆様のお越しを心よりお待ちしております。