りげんどうの日々

手づくり味噌をつくろう

2020年1月17日

お正月も過ぎ、ようやく冬らしい寒さになってきました。

1月14日(火)に味噌づくりのワークショップがあり、7名の方にご参加を頂きました。
参加は今年で3回目、という方もおられ、年によって変わる味噌の仕上がりを楽しみにされているようでした。

今年の大豆は神奈川県産の在来種、ツクイ大豆。
新豆ということもあり、戻してからの煮上がりがとてもはやく、ふっくらと炊き上がった大豆はそのままでもふくよかな甘みがありとても美味しく感じました。

煮上がったあたたかい大豆と麹を手でつぶす作業では、思いのほか力が要り、皆さん額に汗をかきながら進めておられました。
時折頭をこっつんこ。近い距離で会話も弾み、笑い声も飛交いながら始終和やかな雰囲気でした。

仕込みを終えた後は、昨年りげんどうで仕込んだ味噌を使った軽食を。
蒸した野菜がたっぷりと盛り込まれた豚汁は驚きの美味しさで、見慣れた料理もひと手間を加えればご馳走になることを改めて実感しました。

ひとくち飲めば、なぜだかほっとする味噌汁。
大豆や麹に実際にふれ、その作り方を知ることで、改めて日本の素晴らしい調味料・味噌の良さを感じられた2時間でした。