りげんどうの日々

12月2016

冬至

2016年12月21日

12月21日は二十四節気でいうところの「冬至」です。

柚子湯に浸かるときっと体が温まると思います。
「ん」 のつく野菜を食べると運が上昇するともいわれていまして、
「にんじん」 「れんこん」 「大根」
よくいわれる「かぼちゃ」は「南瓜」(なんきん)からきているとか・・・

今日からランチメニューは南瓜をたっぷり使った南瓜のコロッケです♪

冬に突入し寒い日が続きます。
しっかりと栄養を摂り、風邪などひかないようお体ご自愛ください。

Re:gendoの食事が、そのお役に立てたら幸いです。

(イシイ)

冬の香り

2016年12月18日

もうすぐ冬至。近くのスーパーでは南瓜や柚子が店頭に並べてあります。

りげんどうでは、冬至よりほんの少し早いですが柚餅子作りのワークショップを開催致しました。

島根から無農薬の柚子が届きました。いい香り~

一晩お米のとぎ汁に浸して灰汁や汚れをとります。

まずは、柚子の五分の一位を落とし、ふたと実に分けて中身をくり抜きます。

その間に、八丁味噌、ザラメをお鍋でくつくつと煮ていきます。八丁味噌の甘~い香りが店内に漂います。

その後、味噌にくるみ、道明寺粉、煎り胡麻を加え混ぜ合わせます。
それを、ゆずの中に詰めていきます。

柚子のふたをして、タコ糸で結びます。

全て結んだら、蒸し器に入れて一時間…

その間、りげんどうのお茶とお菓子でティータイムです。

この時間、店内は柚子の香りでいっぱい。

忙しい毎日の合間に、一見面倒なことかと思われがちな季節ごとの行事を手を動かしながらやっていると、不思議と心が豊かになっていくのが感じられます。

さて、蒸し上がりましたよ~

ほかほかです。

これを、陰干しで1~2日ほど干し、それを和紙に包んで1~2か月干したら出来上がりです。

これからりげんどうのお庭で干します。冬のりげんどの風景を見にいらしてくださいませ♪

「他郷阿部家の暮らしとレシピ」より

(オオイケ)

冬のお庭

2016年12月14日

大雪も過ぎ、冬至はもう来週ですね。

朝は格別に冷え込み、お布団からでるのがおっくうになる季節ですが、西荻の我が家からはほんの少しですが

空気が澄み渡っている日には真っ白な富士山の頭が見えるのを最近になって発見しました。

ちょっと、得した気分です♪

さて、今、りげんどうのお庭は「冬」を迎えております。

今咲いているのはほととぎす

ツワブキ

あんなにきれいだったもみじの木も…

これは山椒の木

一見、淋しく枯れ木に見えるこの木たちもよーく見ると、もう春の準備をしていて、小さな蕾をつけているんです。

見えますか?

とっても小さな蕾ですが、この寒ーい冬をただただじっと待ち、また春には若葉を芽吹くのですね。
その、植物のあたりまえの原理にいつもはっとさせられます。

雨ニモマケズ

風ニモマケズ

雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ

丈夫ナカラダヲモチ

慾ハナク

決シテ怒ラズ

イツモシズカ二ワラッテヰル

宮沢 賢治 (雨ニモマケズ)より

(オオイケ)