りげんどうの日々

改修工事 はじまりからおわりまで

2階の床の柿渋塗りと天井、そして階段室へ

2011年8月1日


2階の天井と、

床の塗りも、岡本夫妻がご担当。
2度の柿渋塗りを経て、

こだわりの3度目。

仕上げに蜜ろうを塗ると、つやが出ると同時に、色が深まりました。

天井と床が仕上がったものです。

その工程を追ってみたいと思います。

まずは、天井の補色から。

養生用のビニールの中で、

新しい材木を使った天井の色を

古いものと同じ感じになるよう、

塗られています。

他の天井部分でも、色のムラがあるところを補色。

次は、床に柿渋を塗ります。

一番初めの色。

2度柿渋を塗ったところ。

なんだか、床の色が気になられるご様子。

ということで、

3度目の柿渋塗りが決定。

そして、今度は、蜜ろう塗り。奥さまがご担当です。


◇◆◇
そのまま、引いてみました。


柿渋を塗られた柱と、床と、漆喰の壁、

それぞれが放つ素材感が、空間に満ち溢れ、

調和しあって、とても美しいです。

◇◆◇
ちょうど荊尾さんが階段を降りられるところでしたので、ついていってみました。

色を合わせて

2011年7月31日



引き続き、岡本夫妻が塗装をご担当。こちらはご主人のお手元。
壁がねずみ色ですので、

コンセント、スイッチの類は色を合わせて。

柱、建具など、素材が木のものは深い茶に色を合わせて。
屋内のものには柿渋を塗ってあります。

  

  

建具などは、岡本さんの奥様がご担当。

これから使われる材料は、あらかじめ色を塗って用意をします。

こちらも奥さまがご担当。

◇◆◇
外壁もご担当。

こちらはご主人と一緒に。

    

◇◆◇
ご主人は、主に、屋外をご担当。

エアコンの室外機につながるホース。

 

2階につながる水道官も

そのほかも合わせて塗装。

電気メーターと、

カバーにも。ペンキで塗れないところがあり、

丁度、電気の供給量を増やす工事をされていたので、

伺ったところ、

カバーが外れると教えていただき、

早速塗装されていました。

こだわりのお仕事。    

その後、格子の中に納まっていました。  

この度、岡本さんが塗装してくださった部分。

工程が進んでいるところを少しだけ。

建物が、全体的にシックな色合いになりました。

大工さん再び上京 他の職人さんも次々と現場に

2011年7月28日


上京されたのに、台風がやってくるとかこないとか、
雲行きも怪しいので、屋内でできることをされています。

鍵をつけられています。

昭和の香り。

古い鍵穴を埋めて、新しい位置に鍵をつけます。

二階のトイレの戸が入りました。

外から見た状態。鍵は、、といいますと、

大丈夫、中からかけられます。

欄間にガラスが入りました。

大きさを微調整後、かるく留めてあります。

作って島根から送られたもの。欄間の大きさに合わせます。

  

ガラスの模様。

照明にあたったら印象も変わります。

運び込まれた材料。

今回で、すべての材料を使い切ります。

第二期工事も大詰めです。